内分泌グループ
特色
鳥取大学医学部附属病院小児科は、日本内分泌学会認定教育施設であり、当院で研修することにより、内分泌学会の専門医の取得が可能です。日々の診療・研究の中で湧いてくる疑問を大切にし、スタッフ全員切磋琢磨しながら小児内分泌科医として成長していけるよう、日々努力しています。

診療
小児内分泌疾患(カルシウム・リン・骨代謝疾患、骨系統疾患、成長障害、甲状腺疾患、肥満症、糖尿病、副腎、性腺疾患など)の診療を中心に行っています。当施設は、山陰地方では最も多く小児内分泌科医が在籍しており、山陰の小児内分泌疾患の砦として診療にあたっています。2019年は、総数2078人の内分泌外来受診患者さんの診療に携わり、中国地方でも屈指の小児内分泌診療を行っています。

教育・研究
2019年9月から、内分泌・骨代謝が専門の難波範行教授が着任し、“小児の成長を科学する”を掲げ、疾患特異的iPS細胞を用いた成長軟骨帯の研究を開始しています。また、日本で最初のIGF1受容体異常症による成長障害を発見し、以後もGH-IGF系関連蛋白に起因する成長障害の遺伝子解析を続けています。大学院教育に関しても力をいれており、定期的な検討会および他分野との情報交換を積極的に行っています。また、国内・国際学会への参加のみならず、海外への研究留学も積極的に行っています。
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スタッフ
難波 範行 | 日本小児科学会専門医・指導医・代議員 日本内分泌学会専門医・指導医・評議員 日本小児内分泌学会 理事 日本骨代謝学会 評議員 Asia Pacific Paediatric Endocrine Society, Councilor 鳥取県周産期医療協議会委員 卒後臨床研修指導医 |
藤本 正伸 | 日本小児科学会専門医 日本内分泌学会専門医・指導医・評議員 日本小児内分泌学会 評議員 卒後臨床研修指導医 |
山口 由起子 |
日本小児科学会専門医 日本内分泌学会専門医(小児科) |
妹尾 慎太郎 |
日本小児科学会専門医 卒後臨床研修指導医 |
